海外ロングステイの注意点

自己防衛の意識

日本にいるとき、我々は見ず知らずの人を信用することはないと思います。通りかかった人に大金や荷物を預けることなどしません。ところが海外ロングステイで海外に出ると、同じ日本人だというだけで、見ず知らずの人を信用してしまう傾向があるので注意が必要です。詐欺や、うまい話には気をつけましょう。

 

不動産を借りる場合も「これは破格の物件です」といった言葉を鵜呑みにしないように。場合によっては「破格に高い」物件をつかまされることもあります。実際、相場より数倍高い物件をつかまされたという詐欺事件もおこっています。

 

他の不動産会社を覗いてみて相場を知れば、何千万円もドブに捨てることはありません。お店やガイドから何かを買う場合も同様です。

 

「今だけ安くしておきます」とか「私から買えば土産物店の半額以下」といった言葉は、一度は疑ってみたほうがいいでしょう。

 

自分の身は自分で守るという意識も必要です。まず、真夜中の外出は避けたほうがいいでしょう。人気のないところは避けようとよく言われるが、繁華街でも酔っ払いに絡まれるなど、トラブルに巻き込まれる可能性は高いです。

 

また昼間でも人気がないところは避けたほうがいいでしょう。命の値段が安いという国もあるので注意してください。もし銃を突きつけられたら、下手に抵抗しないほうがいいでしょう。手を上げて、とっとと金目のものをとってもらう。

 

自分で胸ポケットから財布を差し出そうとして、ピストルを出すのではないかと疑った相手から撃たれたという話もあるので、妙な動きはしないようにしましょう。命より大切なものはありません。